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ジョジョ 5部 黄金の風 最終回 感想 眠れる奴隷

アニメ

ついに、というかやっと、というか。 終わってしまった。
放送されるまで私がまさかここまでジョジョにハマるとは思ってなかった。

4部から入ったクチなので、ジョジョの世界観とかあまり分からなかったし。
それでも1話目でいっきに引き込まれてそこからは毎週毎週何度も見ました。

彼らの長いようで短い闘いは終わりました。

結末はご存知の通りブチャラティ、ナランチャ、アバッキオは死んでしまいます。
そしてジョルノはパッショーネのボスに、ミスタは側近?幹部になる。
フーゴは恥知らずのパープルヘイズ通りならジョルノと再会するはず。

だけど決して大団円と言える終わり方ではない。
何故ならチームの半分は死んじゃったから。
しかも、フーゴの言った通り出会ったばかりのボスの娘のトリッシュの為。

普通ならフーゴの反応をすると思う。
会ったばかりの少女の為に普通は自分の命はかけられない

…だけどブチャラティはやはり『家族』に固執してる所があるし、本当に優しすぎる。マフィアとは思えないくらい。
だからトリッシュも見捨てられなかった…
だけど、だからこそトリッシュだけでなくアバッキオもナランチャもフーゴもミスタもみんなブチャラティに救われた。
だからブチャラティの為になら命をかけられるだけの信頼もおいてたわけだし。

本当にブチャラティは『人望』という言葉をそのまま体現してる人だよ。
優しさ・器の大きさが結果的に彼を救うためにミスタを動かしてローリング・ストーンズの形を変えたんだから。
ブチャラティは幼い頃から眠れる奴隷としての運命の鎖を解き放とうとあらがっていたのかもしれない。

『死』という結末は変えられなかったかもしれない(というかアバッキオとナランチャも死ぬことになった)
けれど、そこで死ぬのと組織を裏切って自分の正しいと信じた道を生きて死ぬことでは全然意味が違う。
結末は変えられなくても誇り高く生きて運命と戦うことで誰かに希望という形で伝わることが良かった。
ジョルノは本当にブチャラティにとって希望だったんだろう。

読者・アニメ視聴者にとっても彼らの生き方に影響を与えてくれたと思う。
結末だけではなくその『過程』が大切なのだ。

わたしも自分の信じた道をいきたいな。
…なんて人生のこと考えてしまうくらいの影響を与えてもらえました。
ブチャラティみたいな上司がいたら最高だよ。一生ついていける。

本当に素晴らしいアニメをありがとうございました

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