小説のようなハラハラするサスペンス!
『マイホームヒーロー』とは
『マイホームヒーロー』は、山川直輝原作、朝基まさし作画による日本の漫画。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて2017年26号より連載中。
マイホームヒーロー あらすじ
主人公の鳥栖哲雄は平凡なサラリーマン。
推理小説オタクであり、趣味で推理小説を50本も書くほど、ミステリの殺人トリックや殺害方法を知り尽くしている。
妻と娘の3人で幸せな家庭を築いてきた。
ある日、一人暮らし中の大学生の娘・零花に久しぶりに会った際、顔に暴力の痕跡を見つけてしまう。
零花を殴った男(彼氏)は、哲雄の妻の歌仙の実家の財産を奪い取るために零花に近づいたことや、過去に女性を殺害していることなどを偶然知ってしまう。
このままだと大切な娘の零花が殺されると、哲雄はこの男を逆に殺すことを衝動的に決意し、不意を突いて撲殺してしまう。
その後哲雄は、偶然部屋を訪ねてきた妻と共に、推理小説で培った知識で死体をバスルームで処理して証拠隠滅を図ろうとする。
『マイホームヒーロー』3巻 感想
2巻最後に、絶体絶命!?と思ったけど、窪さんの即興手術怖っ!!
半グレの人って病院いけないから、あるもので応急処置するんですかね。。
命がいくつあっても足りないよ…
怪我はそこまでしてない哲雄も死体処理させられて、完全に犯罪の片棒担いじゃったね。。
いや、もともと人殺してる時点で犯罪に手を染めちゃってるけど…
罪に罪を重ねてしまってるのでやっぱり明るい未来が見えない…
今回もなんとか哲雄はピンチを首の皮一枚で乗り切るけど、今度はまさかの延人の父の麻取と遭遇する。
哲夫は本当に運がいいんだか悪いんだか…笑
麻取は詐欺師だから最初から嫌いなんですけど、よく考えたら哲夫と同じことしてるだけなんですよね。
職業の詐欺師の方じゃなくて、延人に対しては。
哲夫も零花のため。
麻取も延人のため。
なんだったら、恭一もお母さんのため。
みんな方向性は違うけど、家族のために動いてる。
みんな、『マイホームヒーロー』なのかな…
そう思うと少し複雑な気持ちもしないではない。
特に、恭一には同情すらありますよ…
なんとかギリギリの綱渡り状態は変わらないし、むしろクモの糸も切れかけてるけど、やっぱりお母さん(歌仙さん)はすごい。
本当に肝が座ってる。
「幸せか?」と聞かれて、
「私にとって大切なのは…今年19になる世界一かわいい娘と…その娘を全力で守る尊敬する夫と家族3人で生きていくこと…幸せかとうかなんてどうでもいい」
このシーン見て泣きそうになった。
歌仙さん本当にかっこいい
同じ女性で同じ立場の時こんなこと思えるかなぁ…
哲雄は本当素晴らしい奥さんいてよかったね。
恭一は味方になってくれるかと少し期待したけど、恭一にも事情があって無理ぽいから、なんとか夫婦で乗り切ってほしい。
だけど、最後に恭一が零花にアクションしかけてきてるとこ、怖い。
零花だけはのほほんと能天気に過ごしてるからボロ出そう…
怖い!!
次巻気になります!
早く読もうと!
コメント